ダイレクトスカウトは有効!?登録から面接までの流れを解説

転職エージェントから連絡がくる
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転職支援サービスには転職エージェント、ダイレクトスカウト、LinkedInがありますが、ダイレクトスカウトについて不安な方もいるでしょう。この記事では、ダイレクトスカウトの登録から面接までの流れを実際の利用経験をもとに解説します。参考にして、ダイレクトスカウトの利用方法と面接までの流れを理解しましょう。

目次

ダイレクトスカウトとは?

ダイレクトスカウトは無料の転職支援サービスで、複数の転職エージェントから案件紹介が受けられます。外資系IT企業に転職を希望する場合、Career Crossやdaijob.comのような外資系IT企業に強いサービスがおすすめです。もちろん、BIZREACHやAMBIといったダイレクトスカウトも有効です。効率的な転職活動のため、まずは1つのサービスに登録してみましょう。

ダイレクトスカウトの例

  • Career Cross(外資系IT企業に強いサイトです)
  • daijob.com(外資系IT企業に強いサイトです)
  • BIZREACH(テレビで有名なハイクラス転職サイトです)
  • AMBI(エン・ジャパンが運営しているサイトです)
  • doda(パーソルキャリアが運営しているサイトです)
  • RECRUIT DIRECT SCOUT(リクルートが運営しているサイトです)

ダイレクトスカウトに登録する

まずはプロファイルを作成します。職務履歴、キャリア目標、語学レベル、現在の年収、希望する職種、スキルなど必要な項目を記入しましょう。より多くのスカウトメールを受けるためには、以下の点に注意してください。

スカウトメールを受け取るコツ

  • 職務履歴を詳細に記載する
  • キーワードを埋め込む
  • 日本語と英語で記載する

職務履歴を詳細に記載する

レジュメ、職務経歴書と同様に、タイトル、企業名、具体的な業務内容を書きましょう。タイトルは、課長、主任と言った役職ではなく、自分の役割が伝わるタイトルを入力してください(例:Java Developer, Sales Engineer, Technical Support Engineerなど)。転職エージェントや企業は、あなたの職務履歴を見て声をかけるか判断しますので、しっかり内容を書いてください。

キーワードを埋め込む

転職エージェントに見つけてもらいやすいように、検索に引っ掛かりやすいキーワードをプロファイル、スキル、キャリアプランなどに含めておくと良いでしょう。スキルであれば、JavaやSecurity、ポジションであればPre-salesやTechnical Supportなどが挙げられます。

日本語と英語で記載する

外国人の転職エージェントも多いので、英語で併記できるところは必ず英語でも記載しておきましょう。

スカウトメールを受け取る

ダイレクトスカウトに登録後、魅力的な職務履歴があればすぐに複数のスカウトメールが届くことがあります。私の場合は10件の連絡があり、そのうち7件は英語でした。企業名を最初から提示したものは2件で、多くは「一度話をしてみたい」といった内容でした。以下は、最も多かったタイプのサンプルです(内容を若干修正しています)。

スカウトメールのサンプル

ここでは英語のサンプルを記載しています。

xxxx-san,

I would like to take this opportunity to introduce myself as [Agent’s name] from [Company name].

After reviewing your resume on [Direct scout service name] I was very impressed by your background and professional experience. As a result I would like to meet with you to find out more about your career and tell you about our company and the current positions we may have available to you.

Please send me an email or call me directly to inform me when you are available for an interview.

I very much look forward to hearing from you soon.

Thank you and best regards.
[Agent’s name]

スカウトメールに対する返事のサンプル

もし、転職エージェントの話を聞きたいなら、下記のようにコンタクトをくれたお礼、話し合う準備があることを英語で返事しましょう。下記は一例です。

Hi xxxx,

Thank you for reaching out to me regarding potential job opportunities. I am interested in learning more about the company and positions that may be available.

I would be happy to schedule a meeting with you to discuss my career goals. Please let me know when you are available to speak further.

Thank you for considering me as a potential candidate, and I look forward to hearing from you soon.

Best regards,
[Your name]

転職エージェントとの面談

コロナ禍以前は、実際に転職エージェントの事務所に訪問して面談することが一般的でしたが、現在ではほとんどのケースでZoomなどを使ったリモート面談となるでしょう。外国人の転職エージェントの場合、面談は当然英語となります。流ちょうに話せる必要はありませんが、意思疎通できるレベルが必要です。また、面談の前に、最新の英語のレジュメを送ってほしいとリクエストされることもありますので、事前に準備しておきましょう。以下、面談で聞かれる質問の例です。

転職エージェントから面談で聞かれる質問の例

  • 現在の業務内容やキャリアプランについて
  • 転職の動機や希望する職種、ポジションについて
  • 希望する転職の時期について
  • 給与や待遇面の希望や条件について

上記質問に回答すると、案件を一つあるいは数件紹介してくれるでしょう。Job Descriptionのほか、ポジションが公開された背景、年収レンジ、その企業文化などについても教えてくれますので、よく吟味しましょう。もしその企業やポジションに本当に興味があれば、転職エージェントにレジュメの企業への提出をお願いしましょう。ただし、複数の転職エージェントと同時にコミュニケーションしている場合、一旦スカウトの案件が出そろうまで待つのも手です。

企業との面接の設定

転職エージェントから企業にレジュメが提出され、企業に興味を持ってもらえれば、次に企業の人事または採用担当者との面接となります。転職エージェントに面接のスケジュールを調整してもらいましょう。一般的に面接は3回前後あります。複数社同時に面接を進めても構いませんが、もし第一志望の企業がある場合は、そちらを優先的に面接をするようにスケジューリングしましょう。

転職エージェントから、面接のコツについて教えてもらえるでしょう。その企業特有の面接のポイントや、一般的な面接で聞かれる質問の例などを教えてくれます。また、年収については、転職エージェントにお任せしましょう。希望年収と企業の提示する年収をすり合わせてくれます。

具体的な面接のポイントについては、別途ブログ記事でまとめます。

まとめ

この記事では、以下のことを説明しました。

ポイント

  • ダイレクトスカウトとは、転職エージェントや企業からスカウトが届く無料の転職支援サービスである。複数の転職エージェントから案件と紹介してもらえるため、効率的な転職活動が可能。スカウトメールを受け取るためには、ちょっとしたコツがいる。
  • 外国人の転職エージェントも多く、メールやZoomなどで英語のやり取りが発生する。転職エージェントから複数の案件を紹介してもらったら、内容をよく吟味し企業との面接を設定してもらおう。また面接のコツを転職エージェントに教えてもらおう。

私のこれまで経験をもとに記事を書きました。皆さまが少しでも外資系IT企業への転職に前向きになればとても嬉しいです。

他にも記事をいろいろ書いていきますので、参考にしてみてください。

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